雀荘巡りをしていると、このタイミングを逃したらもしかしたら二度と行けないかもしれない
そんな思いに駆られるときがあります。
今回向かったのはそういうお店でした。
朝から静岡県を沼津、清水、静岡と点々と西に向かって打ってきました。
静岡で打った後はもともとの計画では富士のろきぃという夜からしか開いていないお店に行こうとしていたのですが、ふと思い出したことがありました。
以前静岡県内で「せんせい」という名前のお店と「すいもん」という変わったお店があったんです。
そのなかで「すいもん」という変わったお店の方に静岡駅の地下道で電話してみるとなんと今営業しているという。
場所は島田市。
調べてみるとこの静岡より更に西に移動する必要があり、お店は駅からも遠く電車の本数も少ない。
打てる時間は限られていそうですが、このタイミングを逃せば行けないかもと言う思いに駆られ更に西に向かいました。
ちなみに最寄り駅はなんとあの有名な大井川鐡道!!さすがにそれだと行きも帰りもやばそうなので色々調べると島田駅からも行けそうだったのでそちらに向かいました。
向かったのは
マージャンハウス水門 静岡県の島田市
です。
島田駅というのはもちろん初めて。
ただ駅前は結構栄えている感じでタクシーもとまっていて、タクシーを使って移動しました。
トッシイ「マージャンハウス水門ってわかりますか?」
タクシー「わかるよ。」
トッシイ「えっ、マジっすか。そんなに有名なんですか?雀荘ですよ?」
タクシー「あそこは水門酒場っていって飲み屋と雀荘が一緒になってて、たまに乗せて行ったり迎えに行ったりするよ」
そういう会話をしました。
暗い路地を進み遂に到着しました。
こちらがお店です。
千波のこの写真の路地から少し戻ると、飲み屋の方の水門酒場の入り口があります。そちらは写真などを取り忘れてしまいました。
GoogleMapで見ると今感じの位置関係です。
到着時の店内の様子です。
フリーは2卓ほどで、セットがプラス1卓というような状況でしたが、こじんまりとした店内は土曜日の夜と言うこともあり賑わっていました。
店内が賑やかなのもうなずけます。
部屋の奥にこういうかがんでやっと通れるくらいの穴と言うか抜け穴のようなのがあって、ここから水門酒場につながっています。そいういうわけで、
酒場と雀荘を行ったり来たりできる
のでお酒を飲むのもOKですし、ちょっと酒場に行って戻ってくるのもOK.
雀荘の方にはマスターがいますが、酒場のほうにまママさんが居て、ときどきママさんも雀荘の方にきて「何か食べたい人いる?」というようなやりとりが発生していました。
自分は実際にカレーを注文して食べました(^^)
このあとマスターからルール説明を受けたのですが、非常に独特で想像以上でした。
一言でいえば
完先赤無しピン東風
というものでした。
マスターに
トッシイ「こんなルール初めてですよ。めっちゃ珍しいですよね!!」
というと
マスター「普通だよ」
と言っておられました。
こういうやりとりは地方に行くとたまにあるのですが、マスターの言うことは嘘でもなんでもなくて、きっとこの地域に雀荘が沢山あった時代には、周囲に同じようなルールのお店が多かったのでしょう。
というわけでルールを箇条書きするとこんな感じです。
・完全先付け
・東風戦
・1.0-500-1000
→順位ウマは500-1000でも東風戦で一応ピンなので、数を打てばそれなりに動いてきます。
・ゲーム代300、トップ賞100
→安いです。
・テンパイ連荘
・60000コールド
・箱下精算あり
・赤牌一切なし
→本当にごくたまに赤無しには出会いますが、東風戦で赤が一切ないのはこのお店が初めてでした。
・完全先付けだけどクイタンあり
→完先の喰いタンありの定義はお店により違ってきますが、このお店で行っているクイタンありは
タンヤオ確定の仕掛けのみであればOK
ということです。
ようするに、2s3sともっているときの鳴きはNGです。1sで鳴けるケースがあるのでタンヤオ確定ではないから。つまり、3s4sともっているときはOKということです。完先ですがクイタンであがっているケースも何度か見ました。
・1本場500点
→これも相当珍しいですよね。500点ってほかでみたことあったっけ?いやなかったんじゃないか?おまけに1本場でロンすると500点追加で貰えますが、ツモルと500点オールもらえます。
・三風、槓振りあり
→地方のお店のルールだとたまに槓振りありのルールは見ますが、ヨンマで三風ありをみるのはこれもレアだと思います。実際サンマとヨンマが一緒になっているようなお店の場合こういうケースもありますが、このお店の場合はずっと四麻をやってきているようですし。
・見せ牌、腰牌のチェックあり
→いやこれ別に赤文字にする必要は本来ないんですよね。大体これ書いてあってルール説明で言われても、実際は指摘しあうことってほぼないので。でもこのお店の場合普通にチェックしあっていましたからねwもちろんメンツによるんだとおもいますけど。そういう意味では今回は油断ならない面子でした(^^;
・祝儀は一発と裏ドラに500
→赤は一切ありませんが、一発と裏には500付きます。
→昔の人が良く「一発は消さないと」と言って一発消しを必要にやるケースがあるじゃないですか。あれはなんでかわかりますか?自分はいろいろなお店のルールを見てきて思いますが、やはりこいうい赤がないようなルールで打っている場合、一発だけ祝儀が付くというルールがあるので一発だけは避けたいという意識が根強くのこっているからだと自分は思ってます。
特にこのルールの場合は、順位ウマが500-1000に対して祝儀が500なので祝儀比率が非常に高いので一発消しの効力はあがっていると思います。
色々と特殊な部分はありますが、こちらがルール表です。
それからこちらが完先についての注意書き。
完先初心者がやりがちなのはこの5のケース。これは完先だとチョンボです。
一通の役であがるのに一通に関係のない123sで鳴いているいからですね。例3のようなケースならあがれます。
ちなみにこの例5の場合でも「中付け」ルールというものであればあがれます。
こういう完先の注意書きが置いてあったのは正直驚きました。
ちなみに余談ですが気になって調べていたら、これもNGになるケースとOKなケースがあるらしい。
完先でもお店に寄ってその濃度がちがうということなんですが・・・
ようするに自分のようないきなりの新規で完先を打つ場合は基本的に
牌効率最重視でリーチリーチ!!
これです(^^;
麻雀の結果は
2着→1着→4着→2着
プラス2800
となりました。
実は4ゲーム目が東風戦なのに1時間近くかかったんですよね。マーとにかく長かった。これも完先が起因していて親の早い仕掛け、親リーが強すぎるというのが影響していると思いますが
結果的にタクシーを呼んでいたのでタクシーの運ちゃんにお店の前で20分近くまってもらうことにww
麻雀が長引いているからお店の前で20分もまってもらうとは。みんな容赦なくてラス親も容赦なく粘るしw
帰りにタクシーの運ちゃんと会話しましたが全然怒っている様子もなくて
タクシー「ここに来た時はよくあることだよ」
ということでした(^^;
というわけで
マージャンハウス水門 静岡県の島田市
完先赤無しピン東風という響きと共に記憶に残るお店となりました。
ではでは!
■全国のフリー雀荘・麻雀店の検索
■健康麻雀&ノーレート麻雀検索
■トッシイの麻雀店巡り(Yotube)