大阪遠征に来ている、トッシイです。
今回はなかなか珍しいルールのあるお店に巡り合いました。サンマの場合はどこもかしこもルールが若干違っています。
ただ基本的には頭のなかにはベースとなる箇条書きのルール表があって、そこのON,OFFを切り替える作業がルール説明を聞くという時間になります。
ただたまにそれを飛び越えて来るルールに出会うことがあるのですが、今回はそういうお店でした。
向かったのは
麻雀りき 大阪府の枚方市
です。
枚方市駅からは徒歩10分ちょっという感じでした。迷わずまっすぐいければ橋を渡って5分程度のはずです。
こちらです。
いい感じの看板です。



扉の向こうの階段です。なかなかの雰囲気。この段階で麻雀牌の音が聞こえてきました。

入口あたりも結構ごちゃついていて年季が入っています。

待ち席からの様子も凄かったですね。
まず驚くのはこれ。ライオンとトラらしき顔が壁に大きくくっついていました。オーナーの趣味なのかもしれません。

到着時の店内の様子です。
結構ないい感じだなーとは思っていましたが、まだお店自体は20年経っていないようなことをスタッフさんが行っていたのが逆に驚きました。

そして圧巻なのは待ち席周辺というか店内に色々と張り巡らされたマスターからの意思表示。
実際これを全部写真を撮りたかったです。

1枚だけ写真撮ったのがありました。

ルール表として渡されたやつの一番最初のページがこれです。

とにかく貼り紙にはオーナーさんの熱いメッセージが沢山込められていて、読んでいるだけで胸が熱くなるものが多かったです。
もしこのお店にこのブログを読んだ後に行くことがあれば、ぜひ貼り紙を一読して欲しいなと思います。
ちなみに店内には7卓ほどありましたが、そのうちの6卓が埋まっていました。
年齢層は比較的若い人が多い印象で、待ち席の近くに置いてあったお店の名刺には
「学生応援雀荘」
というような文字がありました。
ちなみに自分はお店に入ってからしばらく入り口近くの卓で座ってましたが、誰がスタッフで誰がお客さんなのかは全く見分けがつかなかったですw
あとから声をかけてきてくれた比較的若い方がスタッフさんで、この時は2名体制だったようです。
それではここからお店のルールになりますが、いろいろと思い白いものがあったので箇条書きで書いていきます。
ちなみにレートはピンのみのようでした。
・関西サンマ
・レートは1.0
・ゲーム代はトップ払い1500
・沈みウマ1000
・符計算なしの30符固定
・チップ1枚500
・赤が3と7に1枚ずつ
→実際大阪にある古くからあるお店の場合は、ほぼ全て5がドラなので3と7にドラがあるのは珍しいですね。福岡の辺りに行くと3と7にドラがあるのが一般的になってきますが。
・祝儀は一発裏にチップ1枚
・抜きドラは5mで、5mは河にも切れる
→完全に華牌扱いだったら河にも切れないのですが、河に切れることを考えると「北抜き」で北が河に切れるのがたまにあるのでそれに近いです。ただこの場合だと北は役満などに使用できることが多かったり、北ポンできたりします。この5mは一切手牌で使用できない華牌扱いなのに河に切れるという激レアルールでした。以前華牌を河に切れるというルールのお店がありましたが、いずれにしろ非常にレアなルール。
・オーラス終了時に40000点未満なら西入りしますが、その西入りがサドンデスではなく西3局まで必ず行く
→これもレアです。返り東が殆どの関西で西入り自体が珍しです。
→だたし、3と7に赤があって西入りがあるという組み合わせは福岡あたりの多くのお店がやっている印象ですね。もしかしたらなにか影響があるのかもしれません。
・大明槓は即めくりではない。暗槓は即めくり
→これもほとんど見なくなりましたね。地方の場末のヨンマピン東南とかでごくたまに出会う程度になりました。
そして極めつけがこれ
・カン裏の祝儀は、たとえ横移動したとしてもカンした人が全てその祝儀を責任払いする
→1700店舗を超えて初めて出会ったルールです。考えた人が凄いと思いましたね。
これが明記されているページ

ほかにも
・流しタンヤオは役満
→これも以前1度だけ和泉市のほうの雀荘であったルールでした。たしかそのお店ではダブル役満扱いだった気がしますが。
さらに
・鬼打ち
→このルールがまたまた異質で、配牌から手牌をオープンして打ってあがると1ハンアップ
→どう考えてもやる人いないだろうと思っていましたが、ドラの数自体が5全ドラよりすくないのでどうしてもオーラス打点が必要なときなどにたまにやる人がいるらしい。実際にリプライをいただいた方の中にはやったことがある人もいました。
鬼打ちの記載内容(これはHPから)

あとはちょっとしたことですが
・山の取り方は、サイコロの目の赤と白のサイコロの好きな方を選んで自山から取るというものでした。これも珍しいです。
まー色々目白押しです。
さらに
この日がまだ新年あけましておめでとうの時期だったためなのか
・お年玉で1000もらった
というのがありました。しっかり1000入っていたわけですが、自分は完全にご新規で埼玉から北と言っているのに。これもオーナーの方針なのでしょうね。
とりあえず写真を撮ったルール表などです。





このあとは常連さんと一緒に丸で打つことができました。
ピンのサンマということもあってあきらかに不安があったので最初から2ゲームでお願いしました。
結果は
2着→2着
マイナス1100
となりました。
途中の一局で流しタンヤオをやっている人がいて結構やばい感じだったんですが、そこはうまく阻止できたのが助かりましたw
このお店のオーナーさんはもう結構なお歳のようなのですが、毎日夜から出勤してくるとのことでした。
自分がもうちょっと遅くまで粘っていればこの日も出勤してくるようだったのですが、自分もちょっと前日の大阪→埼玉の12時間運転と、翌朝の埼玉→大阪の始発と寝不足で体力の限界でした(笑)
本当によくこの日は1日打ち切ったなーと思います。
考えてみると全店舗マイナスにはなりましたが、やっぱり完先の関西サンマは楽しいです。それに関西人との会話はやっぱり楽しい(^^)
というわけで
麻雀りき 大阪府の枚方市
記憶に残るお店となりました。
ではでは!
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