【フリー雀荘 439店舗目】マージャンスペースラッキー 北高崎 群馬

フリー
記憶に残る雀荘。
 
そんな表現をたまに使います。
 
もちろん今まで行った雀荘はどんな雀荘でも記憶には残っていますが、その中でも特に印象に残った雀荘のときにたまにそう表現しています。
 
ここで
 
「過去に行った雀荘で、どうしてももう一度行きたい雀荘はどこですか?」
 
という質問があれば、おそらく今回の雀荘は外すことができない雀荘となりました(^^;)
 
今回向かったのは群馬県の北高崎にある
 

マージャンスペースラッキー  群馬県の北高崎

 
です。
 
北高崎駅からは徒歩数分の場所にありました。
 
こちらです。
 
 
入口が凄くいい感じです。
 
 

 
店内に入ると、1卓立ってました。
 
そしていきなり驚いたのが、入口のソファーにお年寄りが2人寝転がって寝てる。たまにこの光景を見ることはありましたが、あきらかなお年寄りが2人も寝てるのは初めて見ました。
 
店内の雰囲気はこんな感じです。
(いつもは写真は載せないですが、どうしてもここの雀荘は印象深く、写真を載せます。お店から注意されたら消します)
 
奥の方には寝てる人がちょっと写ってます。

 

 
店内の蛍光灯も薄暗くて、天井や壁も若干くすんでいるのが非常にいい雰囲気。

 

 

 
これが使用した卓です。

 
店内に入りすぐここは、場末と呼んで間違いない場所だということがわかります。
 
そして、既に立っている卓からこだまする、威勢の良い発声や、「バチコーン!」という音。
 
そんなか、まずはオーナーさんからルール説明かと思いきや
 
オーナー「ほーら、おきゃくさんだぞー。起きろー」
 
という掛け声。それとともに、面倒くさそうに起き上がるご老人たち。折角寝てたのに―という感じw全員絶対に60歳は超えているだろうという往年の雀士の雰囲気です。
 
自分がルールを聞くと
 
オーナー「よくあるアリアリだよ。あとはやりながらね(^^)」
 
ということでした^^;
 
自分「了解です。ではやりながらで^^」
 
という感じで始まりました。
 
この段階で自分が考えたのは
 
・テンパイ連荘かアガリ連荘は、見てればわかる
・本場があるかどうかも、見てればわかる
・つまり、やりながらでいいか。
 
って感じ。こういう雰囲気のお店で、ゲーム代は?トップ賞は?なんて野暮なことを聞いても雰囲気を壊すだけです。この雰囲気を楽しまないといけない。店の前の0.5という表示だけで十分なのです。
 
一応最後まで打ってのルール的なものはおそらくこんな感じ
 
・0.5-500-1000
・ゲーム代400
・トップ賞不明
・鳴き祝儀100
・テンパイ連荘
 
というわけで、
 
ソファーで寝ていたじいちゃん2人と、奥からでてきたメンバーのじいちゃん1人と自分で卓が立ちました。
 
早速ですが、この卓では以下のようなことが平然と行われました。
 
・先ツモ先々ツモ(2人先まで先ツモしてる状態)
・伏牌
・引きツモ
・強打(耳が痛くなる程強烈です)
 
でもここまでは実は場末ならたまにお目にかかります。実際先ツモは目にしても先先ツモは珍しいですが。なにせ先ツモする人が2人以上同卓しないとこうはならないので。
 
ちなみにここで学習したこと。
 
全員鳴くときは「中ポン!」「東ポン!」って鳴く牌を呼称するんですが、これは先ツモを全員がするので、何をポンしたかを呼称しないとどこから牌を戻せばいいかがわからなくなるからだと思われます。
 
勉強になりましたし、「なぜお年寄りは、ポンの前に牌の名前をくっつけるか」という過去の謎が一気に解けた気がします。
 
とはいえここまでは自分も何度か出くわしていますが、ここで出会ったのが
 
・三味線
 
なんというか、この三味線OKな雰囲気だったのでwいやー、すごかったですよ。
 
あと、これもなかなか
 
・故意の見せ牌
例えばよくあるのが、ドラが中だったいりしたときに、いきなり「中を2枚ポロリと見せ牌しちゃう」とかねwおいおいwって感じだけど。これだけで圧力にはなりますからね。局の進行を遅らせるには十分な威嚇行為です。もうね、わざとやってるのを隠さないんですよこの人たちw
 
おそらく自分が今まで経験したメンツの中では、一番カオスなメンツでした。
 
でも、全員が非常に楽しそう。もはや自分が新規ではいってきても、常にセットの感覚で打っているんです。そう、仲間内のセットに紛れ込んだという表現ならなんとなく想像がつくと思います。
 
まー、局の間はずっと会話しながら打っていて、手牌に関することもガンガンみんな言ってくるので、なにがなんだかわからなくなりますw
 
当然、メンバーも同卓していますがメンバーも率先して上記のことを全部やってきました^^
 
そして自分は最初からそのつもりでしたが以下のことを考えながらやってました
 
・自分だけはマナーを一応守る(先ツモとかやったことないから苦手なので無理に合わせると自分が損をする)
・でも、会話には一緒に参加して、その雰囲気を楽しもう
 
ということです。
 
ただ最後まで申し訳なかったのは
 
・自分が先ツモしないから、自分のところで一旦止まるってことですね。なるべく早くは切ってますが。
 
このお店は自分が初めてであった
 
★先ツモ推奨店
 
ですね。お店の人から「先ツモしなさい」とは言われなかったけど、あきらかに先ツモしたほうがいいんだけどなーという雰囲気は伝わってきました。
 
これまで書いているだけで、「ひでー場所だなー」なんて思う人もいるかもしれないけれど、
 
実際は、本当に
 
楽しかったですよ
 
自分もこのじーちゃん連中のセットの一員として打てた気がして。
 
長らくこういうなんでもありのセットは打ってないので、ものすごく新鮮で楽しかった。
 
それと同時に、「あー、こういう卓でも自分は打てるようになったんだなー」という感情が込み上げてきました。
 
自分は昔マナーというものを覚えてから、しばらくはマナー厨のような時期もありました。あのころは人のマナー違反や所作が気になって気になって、自分の麻雀に集中できないなんてこともありました。
 
とはいえ、遠征先の場末なんかにいくと、4人集まるだけで大変なんですよね。わざわざオーナーが電話して常連さんを集めてくれたり。麻雀ってのは4人いないとできないわけで、今では「この時間のために集まってくれてありがとう」っていう意識があります。
 
そんな人たちに「マナーがどうのこうの」なんて言えるわけがないし、そんな場で相手のマナーを注意するなんてのは愚行極まりないと今では思ってます。
 
もちろんお店の人が注意するなら別ですが。ルールも多種多様で、マナーもお店により多種多様。そんな状況でご新規で行った自分にそのお店の何がわかるというのか、っていうわけです。雀荘巡りを始めたころと比べると、ずいぶん意識が変わってしまいましたね。
 
少々自分はこのあたりが普通の人と比べると感覚がおかしいかもしれませんが、今ではそんな感じ^^
 
というわけで結果は
 
3ゲーム打って
 
2着→2着→2着
プラス1200
 
でした。
 
群馬県の北高崎にある
 
マージャンスペースラッキー
 
おそらく、このメンツだったからここまで味のある卓になったのかもしれません。常時この状態ではないのかもしれないですが、
 
自分には
 
記憶に残る非常に貴重な0.5の場末雀荘
 
として刻まれました。
 
おそらくこれを読んでいる人がいたら、「そんなの全然普通で、もっとすごいところなんて沢山あるよー」というかもしれないけれど、自分にとっては今までで一番カオスなフリーでした^^。
 
帰り際はオーナーや同卓したじーちゃんたちからは
 
「また来なよー!」
 
と声をかけてくれました。
 
楽しかったです。
 
次回は
 
千葉県の市川
 
に向かいました。

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