麻雀王国に掲載された一つの店舗の写真を見た瞬間に鳥肌が立ちましたw
明らかに昔ながらの学校の廊下。そして「麻雀部」と書かれた教室。
なにかのおちゃらけなのか?なんて思ったりもしました。
このことをXにポストすると多くの反応があり、その中には実際に脚を運んだことがあるという人もいました。
そこには
「元々は保育園で、それが廃校した場所に雀荘ができた」
という衝撃の内容が書かれていました。
これは行ってみたい!
それからすぐに連絡を取り早速行ってきました!
というわけで今回の目的地は
T・M・S 富山県の南砺市(なんとし)
です。
北陸方面に行く場合はいつも石川県在住の「トムトム」さんを頼っていて、今回も車を出していただけました(^^)本当にいつもありがとう。
こちらが目的地です。
最寄り駅である城端線の福野駅からも徒歩だと1時間くらいかかるかもしれません。
確かに廃校した保育園でした。
ただ「本当にここであってるの?」という思いはこの段階ではまだぬぐい切れなかったです。
入口に立つと、左のほうに「麻雀T・M・S」の看板が。
入口をくぐったところです。
若干小児科の病院の受付みたいな感じもします。
こちらが下駄箱です。
廃校前はこちらの下駄箱には園児の上履きが並んでいたのでしょう。
実際にそこに自分たちの靴を入れてスリッパに履き替えました。
そしてこの次の1枚の写真。
これを撮るためにやってきました。
自分の雀荘巡りにおいて史上に残る景色であることに間違いありません。
ほかにもおそらく喫煙ブースだったり、TMSと書かれた緑色の枠のなかも、もともとは「はと組」や「ひよこ組」だったのかもしれませんが、今は「喫煙ブース」などが入っていて、このギャップはなんともいえません。
この廊下に入り写真を撮っていると、麻雀部の教室からマスターが出てきました。
早速挨拶をして教室にいれてもらいました。
しっかり麻雀卓が設置されています。
でも、自分の目は麻雀卓などではなくて、この教室の床、壁、天井に目が行っていました。
そして自分は天井にある「スピーカー」と「黒板」にも目を奪われてしましました。
これらは自分がこれまで行ってきた1500店舗を超える雀荘の中でも、どこにもなかったものです。
トムトムさんがマスターとこのお店の成り立ちだったり家賃だったりを話していましたが、自分は色々と感傷に浸ってました(^_^)
これまで
うどん屋さん
お風呂屋さん
割烹屋さん
をはじめ、色々なところで打ってきましたが、廃校ははじめてです(^_^)
ルールはオーソドックスな赤ありノーレートフリーでした。
・1ゲーム350
・アリアリ
・テンパイ連荘
・各5に赤が1枚ずつ
・60000コールド
・飛びあり
・ダブロンなしの頭ハネ
こんなかんじです。
こちらがルール表
あともう一つ
もちろんノーレートなのですがチップを使います。
鳴き祝儀で赤、一発、裏ドラでチップ1枚
それからゲーム終了時に順位に応じてチップのやり取りを行います。
最近こういう
ノーレートなんだけどチップのやり取りがゲーム中にあり、帰るときのチップの枚数も成績管理に加味する
という形態が増えてきた気がしますね。
自分はこちらの方が楽しいなと感じるので、どんどん導入して欲しいなと思ってます。
ちなみにマスターは健康麻雀、ノーレート麻雀に対する熱量がある方で、この業界への熱い思いを語ってくれました。
この時使用した麻雀卓です。
自分が大好きな他家との点差が常時表示されているやつでした(^^)
しばらく待っていると常連さんが2名ほど来店してきて3ゲーム一緒に打ちました。
常連さんも打つスピードは問題なかったですし、真剣に打っているのが伝わってきて自分としては満足です。
ノーレートフリーにおいて一番大事なのは「相手がちゃんと打ってくれているか」なのでその点をクリアできていたのは非常に嬉しかったです。
麻雀の結果は
1着→1着→2着
となりました。
メチャクチャ調子がよかったですw
ゲーム代の精算は返るときにまとめてやるのですが、自分は3ゲームだったので本来
350×3=1050円
のはずだったんですよ。
それなのになぜか支払いが700円に。
なんと成績が良すぎたため割引になった様子。
獲得したチップの枚数が多い場合、それに応じてサービスが発生するようです(^^)
色々と工夫をこらしていますし、いろいろとランキングもやっていたり、定期的に麻雀大会も開催していてオーナーさん頑張ってます。
帰り際に更にパチパチ写真を撮りましたw
こちらは廊下にあった書籍コーナー。
ほぼ近代麻雀コーナーと言っていいでしょう。
自分も気分が高揚していたので、丁度ここに2022年8月号があったので、そこに掲載されている自分の記事をマスターに紹介させていただきましたw
帰り際に入口に向かってまた撮ってしまいました。何度見ても絶景です。
ちなみに一番奥にある部屋。ちょっと小さくて見づらいですが、その場所が手積み卓コーナーです。
健康麻雀の大きな大会などでは手積みでやるケースも沢山あるので、そういう大会に出る方向けに手積みの練習ができるようにということです。
打っていた隣の部屋はおそらくセットルームだと思います。
トイレも軽くパシャリ。
男女別で、これも保育園時代の構造そのままな気がしますね。
主に職員が使っていたのでしょう。
本当の帰り際に撮った下駄箱の写真です。
ここでマスターに見送っていただきながら、トムトムさんとお店を後にしました。
今回の旅打ちの最大の目的である廃校した保育園にオープンした麻雀店への訪問はこれにて終了です。
別に自分は廃校の利用法がどうのこうのとかそういう大それた観点なんて何も持っていません。
なぜこんなに興奮し歓喜したのかは自分でも今でも不思議ですが、やっぱりこうやって地元の健康麻雀を盛り上げようと裾野で頑張っている人がいて、そういう人の熱い思いに触れることで触発されたのかもしれません。
別に自分はただただいろいろな雀荘を巡っているだけなんですが、雀荘巡りを始めたころの「ただ趣味で巡っている」というものとはちょっと自分の気持ちの変化もあるのかもしれないなーと最近思っています。
歳なんでしょうかねw
何か自分がいなくなったとしても、自分がこれほどに熱中した雀荘巡りと言うものを後世に何か残しておきたいという思いが強くなってきているような気がします。
ここまでにしておきましょうw
というわけで
T・M・S 富山県の南砺市
記憶に残る場所となりました。
ではでは!
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