1000店舗目をどこにしようかという候補は既に決まっていたのですが、このお店を訪問したとき
「あっ、本当はこのお店が1000店舗目でよかったんじゃないか？」
と思わせてくれるに十分な雀荘でした。
そのお店の名前は
デイトナ 埼玉県の毛呂
です。
今こうやってキーボードをたたいていると自然とあのお店の情景が頭に浮かんでくるのですが、自分の顔が笑顔になっているのに気づきます。
場所は埼玉県の毛呂。
こちらです。
以前からこのお店の存在はしっていましたが、しろーさんのブログを見るまでは、まさか営業しているなんて思いもしませんでした。
こんなのずる過ぎる外観やろ（笑）
お店の名前である「デイトナ」はフェラーリの来る前の名前からとったのだそうです。
この扉のノブがまわった時の感動は忘れられません。
店内はとても綺麗とは言えないけれど、この場所で沢山の麻雀が打たれてきたんだなというのが染みついています。
お店の一番手前にあった麻雀卓がこちら。
もちろん現役
店内の様子です
うっすらほこりをかぶってます。
お店のスタッフはおそらくマスターの１人体制です。
あらかじめ電話してあって、この時間に到着することを伝えておいたら、メンツを集めてくれていました。
少ししか打つ時間がないといっても
「何ゲームでも構いませんよ」
と言ってくれた。
お店に着くと、奥のほうの卓で既に麻雀が始まっていた。
どうやら自分が来るまでの間３人打ちを打っていたようだ。
マスターは本当に明るく元気でよく喋る人だった。
なんというか
「麻雀好きな少年がそのままじーちゃんになっちゃった」
感じ
これまでずっと麻雀で食ってきたというマスターに旅打ちの話をすると
｢あんたは本当に麻雀好きなんだねー｣
｢いやー、貴重な人材に会えて嬉しいよ｣
｢旅打ちなんて最高だねー｣
と言われた。
こういう根っからの麻雀じーちゃんに、くったくのない笑顔でそういわれたとき
嬉しすぎてちょっとウルっときてしまった。
自分は好きなことを続けて雀荘巡りをしているだけなのに、なんでこんな気持ちになるのか不思議だった。
それはもしかしたら、自分がこうやって雀荘巡りをしながら沢山の思い出を作れているのは、お店を続けてくれているあなた方のおかげなんですよという裏返しだったのかもしれません。
感無量でした。
３人打ちが終わり、私との話に夢中になっていたマスターは当然ぼろ負けｗｗｗ
すぐに４人打ちのセッティングをして四麻となりました。
当然ルール表はなく、
「やりながらね」
ということになった。
やりながらわかったルールを列挙します。
・0.5-500-1000
・ゲーム代400
・トップ賞100
・赤が各5に１枚ずつ
・鳴き祝儀100
・テンパイ連だけど、形式テンパイなし
ここまでは割と普通。
ここから
・毎局サイコロを振って、出た目がゾロ目ならドラが２枚になる。
ピンゾロの場合はドラを3枚めくる
これが結構な頻度で起こる。当日はピンゾロは１度もなかったけれど、ぞろ目は結構でました。
・白をリーチ後に一発でツモるとオールマイティー。
よくある一発ポッチじゃんっておもうかもしれないけど、このお店の場合は全部の白が白ポッチなので、ポッチが４枚もはいっていることになる。過去２枚まであったお店はあったけど、４枚もあるお店は初めて。
・リーチの一発目に中を持ってきたら、リーチ一発継続
リーチの一発目に「中」を持ってきた場合は、次順もリーチ一発が継続する。
今まであったのは、鳴かれても一発消しは無効で、次の自分のツモ番までは一発が継続というのは経験がありますが、このルールは初めて
・リーチの一発目に發を持ってきたら100オールの支払い
秀逸なのがこれ。一発目が白か中なら万々歳だけど、發を持ってきてしまうと逆に全員に罰符をはらうことになる。
新しすぎるルールで目からうろこでした。
・同じ牌を4枚河に並べると100オール罰符
これもなにかやると払う系のルール。自分の河に同じ牌が４枚あると罰符。連続でなくて離れていても対象。これは自己申告の
必要はなくて、気付かれなければよい。
他にも
・暗カンは100オール
・ハイテイツモは100オール
・流し満貫は100オール
などが判明したけれど、もしかしたら他にもあったのかもしれない。
ちなみにこの記事をここまで読んで
「大したことないじゃん。罰符だって100だし」
と思っている人も沢山いるでしょう。
当初はこのままのルールで「リャンピン」のレートでやっていたというのだから恐ろしい。
つまり100オールなどと表記していた部分が[1000オール」とかになるのだ。
やばすぎる。
麻雀の結果は
2着→3着→2着
マイナス300
打っている最中も沢山の話をしながら打てて非常に楽しい時間を過ごせました。
途中地元の若い男性が来店してきて１度同卓しました。
実はこの「デイトナ」
結構地元では知られている場所で、地元の大学生なんかのたまり場になっているのだそうな。
こういった隠れた名店が全国各地に眠っているのかと思うと、本当にわくわくしてきますね。
というわけで
デイトナ 埼玉県の毛呂
非常に記憶に残る場所となりました。
ではでは。
※こちらのコンテンツも自主制作しています(^^)
■全国のフリー雀荘・麻雀店の検索
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全国にある雀荘・麻雀店を実際に訪問してまとめました。全国の麻雀店を探すときに参考にしていただければと思います。
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